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MTRファイナンシャルパートナーズ |
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2007/10/11

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ゾロ |
最近、医薬品の広告が増えTVコマーシャルでもよく聞くジェネリック医薬品で
すが、いったい何なのかと思いましたら、一言で言うと「特許が切れた成分の
薬」のことだそうです。製薬会社は新しい薬を研究開発し販売しています。新
しい薬は、開発してから 20〜25 年間程度、特許を取得して販売を独占するこ
とができます。この新しく開発されて市場に出る薬のことを「新薬」や「先発
医薬品」または「先発品」といいます。
そして、その薬の特許が切れた後、同じ成分で同じ効果、さらに安全性が確立
されたものを、開発した製薬会社以外の会社が製造して販売することができま
す。このように特許が切れた成分の薬を「ジェネリック医薬品」または「後発
医薬品」「後発品」といいます。
先発医薬品の特許権が消滅するとゾロゾロたくさん出てくるので「ゾロ」等と
呼ばれていましたが、商品名でなく有効成分名を指す一般名(generic name)
で処方されることが多い欧米にならって、近年「ジェネリック医薬品」とよば
れるようになったそうですよ。
先発医薬品と異なり、ジェネリック医薬品は、先発医薬品の特許が切れた成分
を薬にしているため、開発費がほとんどかかりません。薬によっても違います
が、先発医薬品の研究開発は、約 10〜15 年、250〜800 億円程度かかると言わ
れます。一方、ジェネリック医薬品は、3000〜5000 万円と、桁違いの製造費で
す。そのため、同じ成分の薬でも、ジェネリック医薬品は、先発医薬品より3
割から 6 割程度安い価格設定になっているわけです。安いといっても日本では
、薬の料金は、保険で薬の値段 (薬価) の 3 割負担となっているため、もとも
と安い薬だと数十円から数百円の違いとなりますので、それほど安くなったと
感じない場合もあるようです。
厚生労働省からジェネリックとしての製造販売承認を取得しているので、ジェ
ネリック医薬品に含まれる成分の安全性や、有効性は、先発医薬品と同等とい
われますが、注射薬 (注射、点滴など) のジェネリック医薬品の中には、薬と
しての成分は同じでも、それ以外の薬の成分を安定させる物質が先発医薬品と
異なる場合があります。その場合は、先発医薬品と安全性 (副作用の発現率)
などに差が出る場合もあるという報告も出ています。
また、ジェネリック医薬品の中には、先発医薬品と体の中での溶け方や、吸収
率が異なったり、薬の含有量も基準を満たしているけれど先発医薬品と異なる
場合があります(合格基準には幅があり、上限にあわせている薬剤もあります
し、下限に近くしている場合もあります)。そのため、医師の期待より効果が
強く出てしまったり、効果が出なかったりすることが実際の医療現場では時々
あるようです。
なにはともあれ、今までと同じものを安く提供してもらうというのはいいこと
ですね。
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