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2008/08/05

(タイトル) 短夜
夏の「短夜(みじかよ)」、春の「日永(ひなが)」、秋の「夜長(よなが)」、
冬の「短日(たんじつ)」があります。物理的な時間の長短ではなく、それぞれの
季節を背景にしたことばです。
だから日常的な用語法とは異なったり、事実とは矛盾することばも多いです。「亀
鳴く」(春)、「蚯蚓(みみず)鳴く」(秋)という季語もあります。もちろん亀
や蚯蚓が鳴くはずがありません。「猫の恋」も同様です。かならずしも春ばかりの
ものではないのですが、春の趣をたたえたものとして早春の季語としています。

「踊り」というだけで「盆踊り」をさします。つまりさまざまある踊りの中で、お
盆に行なわれる踊りがとりわけ日本人の季節感と強く結びついてきたのでしょう。

お盆は正しくは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といって、中国から飛鳥時代に渡って
きた仏教行事で、はじめは宮中や寺院のみで行われていました。盂蘭盆会はお釈迦
様の高弟であった目連(もくれん)が地獄に落ちた母親を救い出したという故事に
由来し、その日が旧七月十五日でした。もとは先祖供養の意味合いをもつ行事だっ
たのです。

日本には古来、歳末と夏の終わりの年二回、祖先の霊がその子孫のもとに来臨し、
それを迎えてまつることが行なわれてきました。この盂蘭盆会と日本古来の祖霊信
仰が習合して、現在のお盆になりますた。

しかしそれだけではありません。この旧七月半ばは、農作業の面からすると、稲穂
が伸び田んぼの手入れも済んで、畑の作物の収穫も一段落して、一休みする時期で
す。この時に親に対して収穫したものなどを贈る習慣が「生御魂(いきみたま)」
で、これもちょうどお盆の時に行なわれました。

親の長寿、生きていることへの感謝、収穫の報告を兼ねて、贈り物をしたわけです
これがお世話になった人への贈答の習慣「お中元」になっていったともいわれてい
ます。

つまりお盆は先祖や祖霊を供養したり祭るという死者のための行事というだけでな
く生きていることやものへの感謝を表わす生者のための行事でもあったのですね。

今週末から来週末まで、不動産業者(賃貸業は別です)のほとんどがが休業します。
融資の実行や社内業務には適していますが、不動産を担保に仕事をしていますので
不動産の価値が出せず調査に影響が出てしまう一年で一番暇?動けない時期です。
とは言っても時間は過ぎて行ってしまいますね。
帰省を楽しむ人たちがうらやましいです。

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Posted by admin at 14:11 | Comments (0) | TrackBack (0)